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AraiツアークロスV発売は7月!3の併売も決定!

2023年7月にAraiツアークロスVの発売が決定しました。Arai ツアークロス3の発売は2012年とのことなのでロングセラーモデルでしたね!
ちなみにVは「5」という意味がありますが、ツアークロスの4というのは国内向けシリーズには存在しません。今回数字は一個飛ばしになりますね。当面の間3も併売されるらしいです。ま、在庫限りということでしょうね。
さて、Vストローム250の購入に合わせてツーリングヘルメットを探した末、ツアークロス3にたどり着きました。
でも当時すでに発売から8年が経っていたので、モデルチェンジも近いのでは?と噂されていました。
これは悩みました。買ってすぐに新モデルが出ちゃったら悲しいですもんね。

SHOEIホーネットADV VS Arai ツアークロス3

購入候補にはSHOEIのホーネットADVもありました。販売店で実際に試着させていただき手にとって眺めたりしたのですが甲乙つけがたいとはまさにこのこと!悩みに悩んだ末、暑がりなのでベンチレーションの数が多いAraiツアークロス3に決めました。
SHOEIホーネットADVが3箇所に対してツアークロス3はななんと9箇所!
これだけあれば十分でしょ!
単純な理由で選んだわけですが、しかし使うほどにツアークロス3の完成度の高さがわかってきました。

ロングセラーである理由がわかりました

販売店でのフィッティングサービスがありましたので、繊細な微調整を行っていただけたました。
そのおかげもあり、長時間走行でもどこが痛くなったりすることもありません。
真夏の走行ではヘルメット内の温度上昇は暑くて不快というだけではなく、注意力が散漫になったり最悪の場合には熱中症を引き起こすこともあります。この点を留意して選んだツアークロス3、快適であり蒸れるようなことは殆どありません。
9箇所のベンチレーションはそれぞれ効果的にヘルメット内部に空気を取り込み、排出してくれます。
インナーに使われている素材も汗でべとついたりしない物となっており、とても快適です。スポンジも剛性を保ちながらも通気性に優れていると感じました。

ベンチレーションの数だけではなく、内部の素材にまで配慮した設計だなぁと感心しました。
購入前に抱いていた「設計の古いヘルメット」なのかなぁ?という思いは「完成された設計なので変える必要がなかった」ということに気づいてしまったというわけです。
重さについては約1.7kgと決して軽くはないのですが、Araiヘルメットの特徴としてかぶると軽く感じるという魔法があります。(個人の意見ですが)

ロングツーリングにはバイザーがとても良い!

ツアークロス3のバイザーはオフロードモデル的なイメージの大型のものが採用されています。実は走ってみるまで不安に思っていたのがこの大きなバイザーの存在。以前オフロードバイクに乗っていた頃のヘルメットにはスナップで止める大型バイザーをつけていました。
多分社外品だったと思いますが、高速道路で横を向いた途端風圧でどこかに飛んでいってしまいました!
首にもかなりの負担があったのでツアークロス3はどうなんだろうと心配していたわけです。
でもそんな心配は全く必要ありませんでした。空気の抵抗感を感じません。すべての空気はバイザーと本体の間をくぐり抜けて行きます。

そしてなにより、本領を発揮するのが西日を正面から受けての走行。バイザーのないヘルメットの場合はシールドの透明度が高くないと「ハロー」という光の拡散現象が起こり、前が見にくい状況が起きてしまいます。その点バイザーがあれば、シールドは日陰の中にあるのでクリアな視界が確保できるというわけです。また雨天時も低速走行のときは雨粒の付着を軽減できます。でも普通にスピード出したら一緒なんですがね、
長距離ツーリングにおいてこのバイザーというものがこんなに良いものかとあらためて思いました。

ここが残念なポイント!

デザインのポイントにもなっている口元のシャープさはシールドの形状を尖らせてしまう結果となってしまっています。シールド上部と下部とでは曲げ率が異なってしまい足元の方向に歪みを感じてしまうことがあります。もちろん著しく大きく歪んでしまうのではなく、視線を上から下へ移動する過程で視界の端にわずかに感じるものです。はじめてメガネをした感じに近いのかな?とも思いますが、まあ、慣れてしまう程度の歪みです。
だけど、このキュッとしたシールドがカッコいい!

ちょっとしたカスタマイズもやってみました!

ベンチレーションが9箇所もあるツアークロス3ですが、実は頭頂部分にもフタをしてある穴があるんですよ!
記憶が正しければ、80年代に発売されたArai MX(だったかな?)というオフロード用のモデルが頭頂部に同じように穴が空いていてプラスチックのフタがされていました。これは運動量の多いオフロードでは大量の汗をかいてしまうためザブザブと丸洗いができるようにと配慮したため。吊るして干しておけば、頭頂部の穴から水が排出される仕組みでしたね。安全性にこだわるAraiが強度の要である帽体に穴を開けてしまうということは大英断だったかと思います。しかしこのテクノロジーのおかげで色んな場所にベンチレーションが付けられるようになったと行っても過言ではないと思います。

今では当たり前ですが、内装が外せて洗えるのもAraiが最初だったように記憶しています。
話をもとに戻すと、Araiヘルメット「いにしえ」の頭頂部の穴。原点回帰の意味でもあるのかツアークロス3ではフタされている穴にベンチレーションの機能を割り当てようじゃないか!
などと大げさに言っていますが、補修部品で買えるダクトを貼り付けるだけのお手軽カスタムです。
ただし、本来の設計とは違うこと行っています。同じカスタムする場合はあくまで個人の責任において行ってください。またなにか不具合が生じた場合、当方では責任は負いかねます。

この10個目のベンチレーション、はたして効果はいかに!というところなんですが、実はこれがなくても十分なのでした。真夏ではたしかに頭頂部に風の流れを感じますが、他の部分からすーすー空気が抜けるので無くても良かったかな?というのが正直な感想です。
でもカッコは良くなったと思っています!自己満足だけのカスタムでした。

ツアークロス3はロングツーリングに最高の相棒

購入前は次期モデルが出たら悲しいだろうな思っていました。でも発売が決まった今であっても高い満足感のおかげで全くと言っていいほどショックはないです。
いや、それどころかツアークロス3の良いところが継承されてなかったどうしようと思ってしまいます。
ヘルメットは消耗品なのでいつかは買い換えなくてはなりません。そのときにはツアークロス3はもう売ってないのです。

僕は自分でも「新しいもの好き」だと自認していますが、もうこのモデルは使えないと思うとそれは悲しいです。
僕の中ではこのツアークロス3はロングツーリングに最高の相棒となっています。
次期モデルの発売までにはまだ時間があることから、ヘルメットの長期使用でそろそろ買い直さなければならないライダーさんには悩ましいと思いますが、僕はツアークロス3を選択肢に入れても良いんじゃないかと感じていますよ!

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